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2006年03月30日

あだし野の露鳥辺野の煙

あだし野の露鳥辺野の煙
 あだし野の(墓地におく)露と、鳥辺野の(火葬場に立ちのぼる)煙。
 「あだし野」は京都市嵯峨の奥にあって昔火葬場があった。
露も煙もはかなく消えることから人生の無常をたとえることば。鳥辺野の煙は火葬の煙のことであるから、あだし野の露はおもに土葬された場合について言って対比させたものと考えることもできる。
日本では火葬は西暦700年に始まったといわれている(=『続日本記』文武天皇四年の条)が、のち火葬・土葬は並んで行われた。

【用例】
 あだし野の露消ゆるときなく、鳥部山の煙立ち去らでのみ住み果つる習ひならば、いかにもののあわれもなからん。世は定めなきこそいみじけれ。〔徒然草 七段〕

あだ花に実は成らぬ
 雄花に実は成らない。
 「あだ花」とは実を結ばない花のことであるが、キュウリ・カボチャのように雄花・雌花の別がある場合、実のならない雄花のことをいうと見てもよい。
 見かけだけりっぱでも本当に値打ちのないものはりっぱな結果をあげることはできないことを教えたことわざ。

posted by suzuka at 19:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ことわざ あ行 あ〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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